【有線ネットワーク】LANケーブル

ネットワーク

LANケーブルとは、ネットワークを有線で構築する際に使われる物理的なケーブルのことです。

LANケーブルには、ツイストペアケーブル光ファイバケーブルなどがありますので、その2つについて説明していきます。

ツイストペアケーブル

ツイストペアケーブルは、2本の電線をねじり合わせた「より対線」が4セットの合計8本の電線からできているLANケーブルです。

特徴としては、曲げに強く、耐ノイズ性も高く、何より「安価」であることです。
そのため、一般的にはツイストペアケーブルが主に使われます。

これには、シールド付きのSTPケーブルと、シールドなしのUTPケーブルがあります。
STP:Shielded Twisted Pair
UTP:Unshielded Twisted Pair

オフィスなどで一般的に使われているLANケーブルは、UTPケーブルです。

STPケーブルは、通信速度が最大10Gbpsである「カテゴリ6」以降でしか使われていません。

光ファイバケーブル

光ファイバケーブルは、コアクラッドという2種類の層で構成されており、屈折率の違いにより、コア内に流れる電気信号をクラッドで全反射させることで電気信号の減衰を最小化しています。

特徴としては、曲げに弱い、耐ノイズ性が非常に高い、減衰が少ない、ということです。
ただ、大きな懸念点として、「高価」であることが挙げられます。

そのため、インターネットへの通信経路などの高速通信が求められるネットワークで使われることが多いです。

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